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不動産に風水は使えるのか?
今回は風水についての記事になります。風水で土地を選んだり、間取りを決めたり、物の配置など室内のインテリアなどを決めていくことは、本当に意味があるのでしょうか?
「〇〇することで、運気が上がります!」と言われても、正直、疑わしいですし、信じて実行する方もいるでしょうが、ある程度の根拠は知りたいと考えてしまいます。風水は占いやオカルトのようなものとは違うのか、実際のところはどうなのか、調べてみたいと思います。
そもそも風水って何?
風水は、古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福(よいこと悪いこと)を決定するために用いられ、「気の流れを物の位置で制御する」という思想であるようです。
例えば、日当たりが悪いのであれば、カーテンの色や質を変えてみたり、家具の配置を変えてみたり、簡単に言うと、「環境を調整することで運気を上げる」というものです。自分がいつも身を置く空間の日当たりが悪かったのなら、日当たりを良くする。そうすれば、身体の調子は良くなるでしょうし、心も前向きになるでしょう。そのことが、仕事や勉強の効率を上げたりなど、良い連鎖反応を起こす可能性をUPさせるというものです。
私自身、運や不運などは信じていませんが、風水はあくまでも「前向きな」開運術の一つであり、将来どうなるか占う占いとは少し違うと思いました。「どのようにすれば、難を逃れられるか」、「どうすれば、住環境がより良くなるか」を考え、理にかなった方法で改善していく、それが良い結果につながるというイメージが近いのではないでしょうか。
ただ、どんなに室内を整えても、土地のデメリットまではカバーできなかったりするらしいので、土地選びにもこだわる必要があります。ですので、次は風水的にどのような土地が良いとされているのか、みていきたいと思います。
風水で良いとされる土地とは?
では、実際に風水的に良いとされる土地の例を見ていきましょう。一般的に言われているものをご紹介していきます。
まずは、日当たりの良い土地、雑草が生い茂った土地になります。こういった土地は、土壌が豊かで、良い気が流れている証拠のようです。雑草が茂った土地だと、見た目は管理が行き届いていない空地に見えるかもしれませんが、風水的に見れば良い土地と言えるようです。
近くに公園がある土地。公園は活発な子どもたちが集まりやすいということから陽の気が流れやすいとされています。また、周りに樹木が植えられていることが多く、視覚に良い刺激を与えてくれるでしょう。ただ、整備されていない公園の場合は景観が悪く、活気が感じられないことも多いので、あまり良くないようです。
かつて高台であった土地、高台の土地。かつて高台であった土地は、地名に「岡」、「丘」、「台」などの漢字が付いていることがあります。高台をならした土地は水はけが良く、地盤もしっかりしていることから安全で、風水的に見ても陽の気を溜めやすいのが特徴のようです。ほかに「山」や「上」がつく土地も、元は高台であった可能性があるので、地名にこれらの漢字が使われている場合は良い土地の可能性があります。ですが、地名は合併などで変更されることもあるので、実際に住む場合は、役場などで土地の歴史を調べてみるのも良いかもしれません。
近くにキレイな川がある土地。このような土地は、風水的に良いとされています。川のせせらぎは、聴覚に良い刺激を与えてくれますし、景観も良く、心地良い風が流れてくきます。ただし、川の外側は氾濫を起こしやすく、川の外側に面した道路はカーブが多いことから、交通事故のリスクが高まってしまいます。川沿いの土地を選ぶ際は、川の内側で、なおかつ氾濫の心配が少ない高地がオススメです。また、川が近くにない土地であっても、カーブの内側が風水的には好立地と言われています。
土地の形状については、バランスの取れた形、変形がない土地、長方形だと運気が安定するため理想的と言われています。
風水で悪いとされる土地とは?
それでは、次は風水的に悪いとされる土地の例をご紹介していきます。
まずは、三角形の土地や※旗竿地(はたざおち)のような変わった形をしている土地です。このような三角形の土地や旗竿地は、土地の一部が欠けている状態とみなされるらしく、精神や健康に悪影響を及ぼすと考えられています。また、これらの土地に建物を建てると、建築が難しくなり、無駄なスペースに悩まされる可能性が出てきます。
※旗竿地とは・・・道路に接している出入り口部分が細長くなっていて、その奥にまとまった敷地がある土地のこと。竿につけた旗のような形から、旗竿地と呼ばれている。
当たり前に思うかも知れませんが、墓地や斎場の近くは陰の気が強いと言われているため、風水的に見ても悪い土地とされています。墓地は景観が良いとは言えませんので、避けた方が良いでしょう。
周りに高いビルが多く建っている土地は、風が流れにくいので、陰の気が溜まりやすいと言われています。窓から見える風景も殺風景になりがちなので、五感に良い刺激を与えることができません。
パチンコ店や公営ギャンブル場などが近くにあり、その騒音が聞こえるような土地も良くないです。公園の近くで聞こえる元気で活気のある音とは違い、けたたましい音は日々の生活においてストレスとなり、身体に良くない影響を及ぼす可能性があります。
近くに鉄塔がある土地。これは、磁場が乱れる原因となります。風水でいうところの「気」と「磁場」は、密接な関係にあり、磁場が乱れると気が乱れるということになります。ですから、このような土地に家を建てると、集中力がなくなったりイライラしやすくなったりするといわれています。
地名に「さんずい」の漢字がつく土地は、過去に水害があったり、湿気がたまりやすかったりする場所であることが多く、風水的には陰の土地だと考えられます。風水では、湿気は「邪気」という考え方があり、運気を下げると信じられているようです。ただ、地名は合併などによって変更されることがありますので、気になったら役場などでしっかりと調べることをオススメします。
最後になりますが、事故や事件があった場所だと、土地が発する気によって、そこに住む人が禍を被ることにもなり兼ねません。いわくつきの土地は、避けるのが賢明ですので、その土地の「過去」は必ずチェックしておきましょう。
風水的に良い間取りとは?
次は部屋の構成や間取りについてみていきたいと思います。風水を意識して住宅を建てる場合、最も重要な場所は玄関のようです。玄関はその住宅に良い気を取り入れるための入口となるので、新築の際はできるだけ玄関を大きくした方が良いようです。また、玄関ドアを開けてすぐの位置に壁や階段、窓があると、せっかく入ってきた良い気が滞ったり、外に逃げたりしてしまうので、エントランスにあたる部分のスペースは、少し広めに設計しておくと良いようです。
玄関の次に大事な場所が寝室です。人によっては、一番大きい部屋を子ども部屋にするというケースも見かけられますが、風水ではあまり良いとされていません。一家の主である世帯主がゆったりとリラックスできれば、運気も高められるので、世帯主の寝室は一番大きな部屋にしましょう。
風水では屋根も重要な要素であるようです。最近は、一方向に傾斜のある「片流れ屋根」の住宅が増えていますが、気が片方に流れてしまうため、あまり良くはないようです。最も良い屋根の形は切妻屋根で、左右対称でバランスが取れており、屋根の最頂部が天に向かって伸びていることから、創造性と発展性を生みやすいといわれています。
風水的に良い家具のレイアウトとは?
子供の学習を捗らせたい場合や在宅勤務で集中したいときは、窓の正面に机を置かない方が良いようです。窓の方に向いて座ることを風水では「望空殺」というようで、外の気の力を受けすぎてしまうことにより、集中力が長続きしないと言われています。正面に窓があると、どうしても外を眺めることが多くなってしまうようですので、机を設置する際は、なるべく壁に向かう方が良いようです。
寝室のベッドは、扉を開けて正面に見える位置に置くのは控えましょう。扉から入ってくる悪い気に直接触れるのを避けるためです。風水では一般的に、良い気は曲線上に流れ、悪い気は直線上に流れると言われています。就寝時の無防備な状態のときに悪い気を直接受けることがないよう、扉の対角線にベッドを配置するようにしましょう。
最後に
今回ご紹介できなかった事は非常に多いのです。他にも方位別の部屋作りやインテリアに何を使用するかそれをどこにおくか、方角、ラッキーアイテム、服装、色、観葉植物、照明、アロマなど、本当に様々な考え方があります。
また、風水には多くの流派があり、流派により、各方角が持つ意味なども違ったり、解釈が違ったりします。ですので、今回ご紹介した内容が、とある流派では、間違っているということにもなりかねないのですが、その辺りはご了承ください。
また、調べてみて個人的に思ったことですが、実際の土地選びの際にここで挙げたような風水的に悪い土地を進んで購入する方は、最初からあまりいないと思います。なぜなら、「こういった土地は買わない方が良いよね」というある意味常識に近い一般的な共通の認識が、購入を検討する方達にもあるからです。そうなると、そのような土地は不動産的価値も周辺の相場に比べて下がるでしょうし、そもそも需要が少ないので、風水的に考えなくても、よっぽどのことがない限り、進んで購入することはないでしょう。ですが、片流れ屋根の家では、気が片方に流れてしまうということや最も良い屋根の形は切妻屋根など、知らないこともあったので、今回は調べてみて良かったと思っています。
ただ、風水を意識しすぎるあまり、生活しづらい住宅を建ててしまってはいけないので、個人的にはそこそこにしたほうが良いのではないかと考えます。調べてみると奥が深いですし、面白いですが、風水にこだわるより、「心地良い状態の住環境を整えること」、「快適で暮らしやすい住まいづくりができること」が重要だと思いますので、もし、風水を取り入れる際は、暮らしに不便さを感じない範囲で取り入れるのがオススメでしょう。
この記事を書いたスタッフ

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